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ミャンマー人と日本人の結婚成立まで

ミャンマー人と国際結婚した行政書士が、自身の実体験を踏まえながら、婚姻成立までの流れや必要書類、苦労した点を解説します。

はじめに

私(福添)はミャンマー人の妻と2016年に婚姻届を提出し、受理されるまでに非常に苦労しました。ミャンマー人と日本人が結婚するケースは少なく、ミャンマー大使館では婚姻要件具備証明書を発行していません。そのためインターネット上にも正確な情報が少ないのが現状です。

これから国際結婚するカップルには同じ苦労を味わってほしくないと考え、自身の経験を基に婚姻までの流れ、必要書類、苦労した点などをこのページにまとめています。

婚姻成立までの流れ

ミャンマー人と日本人が日本で婚姻届を提出する場合の一般的な流れです。

  1. 1. 互いの両親の了承を得る

    必要書類を集める上でご家族の協力が不可欠です。特にミャンマー側の書類はご家族に代理で取得いただくケースが多いため、まずは了承を得ることが大切です。

  2. 2. 互いに必要な書類を集める

    日本人側は戸籍謄本と身分証明書、ミャンマー人側は独身証明書・ファミリーリスト・パスポート・在留カードなどが必要です。ミャンマー人側の書類準備が特に大変です。詳しくは後述します。

  3. 3. 書類を役所へ提出する

    婚姻届はお近くの市区町村役場に提出できます。意外と知られていませんが、どこの役場でも提出可能です。

  4. 4. 法務局による審査(受理伺い)

    役所で婚姻届を受理してよいか判断できない場合、法務局に判断が委ねられます。これを「受理伺い」と言います。ミャンマー人と日本人のカップルは少ないため、受理伺いとなることが多いです。受理伺いになると法務局の職員との面談が必要になります。

  5. 5. 婚姻届の受理・婚姻成立

    法務局の審査を経て問題がなければ、婚姻届が正式に受理され、日本側での婚姻が成立します。

婚姻に必要な書類

日本人が準備する書類

日本人同士の結婚でも準備する書類ですので、特別な点はありません。戸籍謄本はコンビニでも取得可能です。

ミャンマー人が準備する書類

独身証明書とファミリーリストはミャンマー語(ビルマ語)で記載されているため、日本語訳も準備する必要があります。書類自体はミャンマーにいるご家族に代理で取得いただくのがベストです。

なお、申述書も必要という情報が他のサイトで出てくることがありますが、申述書は婚姻届を提出する際に役所が用意してくれますので、事前に準備する必要はありません。

私たちが苦労した点

正確な情報が少ない

公的機関からの情報公開がほとんどなく、古い体験談レベルの情報がいくつかあるだけでした。サイトによって情報も異なるため、どれが正しいのかわかりにくかったです。

役所の窓口対応

事前に役所に必要書類を確認した上で準備して提出したにもかかわらず、窓口で「この独身証明書は認められない」「一緒に暮らしている写真が必要」等と言われたことがありました。困って法務局に電話で相談したところ、法務局から役所に「受理伺い」の指示が出て、あっさり書類を受け取ってもらえました。

窓口で「受け取れない」と言われても、簡単に引き下がらないでください。特にお子さんがお腹にいる場合、婚姻届の提出時期は子供の国籍に関わる重要な問題です。

ミャンマー語書類の翻訳

独身証明書やファミリーリストをミャンマー語から日本語に翻訳するのはかなり大変です。当事務所ではミャンマー語の翻訳サービスも提供していますので、お困りの方はご相談ください。

経験者だからわかること

国際結婚の手続きは、書類の準備だけでなく、文化や言語の違いによる不安も大きいものです。私自身がその全てを経験してきたからこそ、手続き面だけでなく精神面でもサポートできると考えています。

ミャンマーの行政手続きは予想以上に時間がかかることがあります。余裕を持ったスケジュールを立てること、書類の翻訳では人名や地名の表記に注意すること、地方と都市部では手続きの進め方が異なる場合があることなど、経験者ならではの視点でアドバイスいたします。

わからないことや不安なことがあれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。

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